ついつい。

つい思ってしまう、つい考えてしまう。共感してもらえたら嬉しいけれど、押しつけがましくしたくもない。そんなことを書きます。

忘れてしまった、冬の過ごし方。

今朝の様子。


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降り積もった雪の表面が氷点下の風にさらされて、まるで毛羽立ったように煌めいていました。

 

今冬はとびっきり寒いですね。

ここ2年くらいの冷え込みが緩かったので、冬の過ごし方を忘れてしまったほどです。

防寒、暖房、雪道の歩き方、運転その他諸々、これまでの人生で培ってきた自分なりの冬の注意事項はたくさんあったはず。

たった2年暖かかっただけなのに、それに慣れきってしまったのは私だけでしょうか。

そんな忘れてしまった、冬の過ごし方のお話。

 

昨冬までは、オシャレはともかく、マフラーや帽子、手袋など、車社会で生きているとほとんど必要ありませんでした。完全なるDoor to doorです。それが今冬は、ちょっと外に出るだけでも寒い!体感だけでなく、実際の気温もマイナス5℃ほどの差があります。

 

夜の暖房についても勝手が違います。昨冬までは寝る際に暖房を完全にオフしていても朝までぐっすりでしたが、今冬の寒い夜は言語道断です。湯たんぽプラス弱ファンヒーターつけっぱなしで保温しておかなければ、途中で目が覚めることはおろか寝つけない日もありました。翌朝の最低気温がマイナス8℃くらいまで下がる時はそうしています。もちろん加湿器も忘れずに。

 

今冬は「雪国マウント」などという言葉を見かけることも多かったですね。報道の仕方が大きな一因だとは思いますが、実際、マウントと捉えず心に留めておいた方が良いこともたくさんあると思います。雪道の歩き方、靴の選び方、冬タイヤ・チェーンの早めの装着、自転車は乗らない、等々。どれも命に関わることですから、雪で覆われ、溶けて凍結した路面の恐ろしさは経験者でないと語れません。鬱陶しく感じるかもしれませんが、他人事だと思わず耳を傾けて、大袈裟なくらいに前もって準備しておくのが一番だと思います。心と時間の余裕が大切ですね。

 

そんなこんなで、帽子に手袋、スノーブーツ、ファンヒーター、あらゆる冬装備を買い足しました。今まで準備していなかったのは何を隠そう、私自身です(笑)

 

また暖かい冬が続いたら、こんな冬があったことも忘れてしまうのでしょうね。忘れたいことはいつまでも忘れられないのに、不思議なものですね。


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